耳鳴り

耳鳴りがストレスにつながることも

耳鳴りがストレスにつながることも

実際には鳴っていない音が聞こえることを「耳鳴り」と言い、多くの方が一度は経験しています。一時的であれば心配ありませんが、本人にしか聞こえていないので周囲にはつらさがわかりづらく、大きなストレスになってしまうかもしれません。特に、日常生活に影響しているようなら受診が必要です。

詳しい検査で耳鳴りの原因を探り、改善をサポートさせていただきます。気になる症状があれば、文京区本駒込の本駒込耳鼻咽喉科までお越しください。

こんな症状はありませんか?

  • 耳鳴りがあり集中できない
  • 耳鳴りが続いてイライラする
  • 耳鳴りのために疲れやストレスを感じている
  • 耳鳴りのせいでよく眠れない
  • 突然、片方の耳だけ耳鳴りがする
  • 耳鳴りが3か月以上続いている など

耳鳴りの原因と考えられる疾患

耳鳴りは原因によって感じる音に違いがあります。

高音の耳鳴り

「キーン」「ピー」といった金属や電子音のような耳鳴りで、耳をふさぐと音が大きくなります。

  • 突発性難聴
  • 老人性難聴
  • 薬剤性難聴
  • メニエール病
  • 音響外傷
  • 聴神経腫瘍
  • 自律神経失調症 など

低音の耳鳴り

「ブーン」「ザー」「ゴー」といった重低音の耳鳴りが起こり、耳が詰まる感覚があります。

  • 中耳炎・耳管狭窄症
  • メニエール病
  • 低音障害型感音難聴
  • 首や肩のこり、ストレス
  • 急な気圧の変化 など

その他

不定期な耳鳴り

「グググ」「ポコポコ」と聞こえる耳鳴りは、耳の周りや耳小骨の筋肉のけいれんが原因だと考えられます。

乾いた音の耳鳴り

耳垢がたまっているときや虫が入ったときなどに、「ガサガサ」「ゴソゴソ」と聞こえることがあります。

拍動性の耳鳴り

「ドクドク」と心臓の音と一緒に聞こえる拍動性の耳鳴りは、脳梗塞や脳出血の前兆の可能性があります。脳神経外科などでの精密検査が必要です。

耳鳴りの検査

耳・鼻の診察

中耳炎や耳垢が外耳道をふさぐことで耳鳴りを引き起こす場合があるため、まずは耳と鼻の観察が必須です。

聴力検査

耳鳴りは多くの場合で難聴を伴うため、オージオメータを使用して聞こえづらさを確認します。

鼓膜の検査(ティンパノグラム)

空気の圧力をかけ、鼓膜が正常に振動するかの検査を行います。

画像診断

まれに耳や首の骨の異常、脳の腫瘍などが難聴を引き起こしていることがあります。必要であれば、提携医療機関にてCT検査やMRI検査を受けていただきます。

耳鳴りの治療

薬物療法

耳鳴りに直接効果を発揮する薬は、残念ながらありません。まずは原因と考えられる疾患を治療するため、ステロイド剤やビタミン剤、抗不安剤などを使用します。また、漢方薬が有効なケースもあります。

音響療法

耳鳴りと似た音や自然の音を聞くことで、耳鳴りを気にしないようにする治療方法です。日常生活に大きな支障を来たしている方や、耳鳴りが半年以上続いている方が対象です。耳鳴りをなくすのではなく、耳鳴りに向く意識を減らすことを目的としているため、即効性はありません。半年~1年ほどかけて根気強く取り組んでいきましょう。
また、普段から部屋で音楽やテレビ・ラジオをつけ、耳鳴りが気になりにくい環境を作ることも有用です。

補聴器の使用

難聴によって脳が過敏になることで耳鳴りを引き起こしている場合は、補聴器の使用で軽減できます。