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- 小児耳鼻咽喉科
子どもの耳・鼻・のどはお任せください

上気道炎(風邪)や中耳炎など、子どもがかかりやすい病気の多くは、耳・鼻・のどに起こります。お子さんはうまく症状を伝えられないため、患部を直接見て原因を探ることが重要です。加えて、ご家庭では難しい鼻水の吸引や薬の噴霧などの処置ができることも、耳鼻咽喉科の強みです。
少しでも早く楽になれる治療、合併症の予防と対処など、お子さんのつらい症状をサポートさせていただきますので、ぜひ当院を頼ってください。
子どもによく見られる症状と疾患
くしゃみ、鼻水、鼻づまり
鼻水やくしゃみがよく出る場合、第一に疑うのは風邪ですが、多くは数日~1週間程度で軽快します。しかし1週間以上続いていれば、アレルギー性鼻炎など風邪以外の可能性があります。一生付き合わなければならなくなることもあるので、早めに診断し対処していくことが大切です。
また、副鼻腔炎が原因になっていれば、ドロドロとした鼻水が詰まり、息苦しそうにすることがあります。鼻水の吸引や薬の噴霧などで、早期の改善を図りましょう。
考えられる疾患
- 上気道炎(風邪)
- アレルギー性鼻炎
- 副鼻腔炎
- 慢性鼻炎 など
耳の痛み・かゆみ
耳が痛い・かゆいと感じていても、お子さんは上手に伝えることができません。気にして耳を何度も触っていたり、ぐずぐずと機嫌が悪い状態が続いていたりすれば、よく様子を観察してあげましょう。特に、子どもは耳と鼻をつなぐ「耳管」が太く短いため中耳炎になりやすく、風邪の後に発症することがよくあります。耳だれや耳鳴りなどの症状が見られることもあるので、いつもと違うと感じたらお早めにご相談ください。
考えられる疾患
- 外耳炎
- 中耳炎
- 鼓膜炎
- 外耳道真菌症 など
呼びかけに反応しない、よく聞き返す
呼んでいる声に気づかなかったり、テレビの音量を上げたりしているときは、難聴の可能性を考えます。難聴は問題がある部分によって3つの種類に分けられ、子どもに多いのは滲出性中耳炎による「伝音難聴」です。急性中耳炎とは違い、炎症がなく痛みをあまり感じないため、気づきにくいことが特徴です。大きい音に反応しない、言葉の発達が遅いなども難聴のサインなので、見逃さないようにしましょう。
考えられる疾患
- 難聴
- 滲出性中耳炎
- 急性中耳炎
- 慢性中耳炎
- 流行性耳下腺炎(おたふく風邪) など
口呼吸、いびき
寝息が少し荒い程度なら心配ありませんが、大きないびきや寝苦しそうにしているときは注意が必要です。いびきが続くと、十分な睡眠が取れない、集中力が続かないなど生活の質(QOL)の低下にもつながります。また、呼吸が荒くいつも口呼吸をしていると、風邪などの疾患にかかりやすくなるだけでなく、顎の成長が妨げられて小さくなり、歯並びが悪くなることがあります。お子さんの健やかな成長のためにも、適切な治療を行っておくことが大切です。
考えられる疾患
- 睡眠時無呼吸症候群
- アレルギー性鼻炎
- 扁桃肥大
- アデノイド肥大 など