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アレルギー性鼻炎とは

体の防御反応によって特定のアレルギー物質(アレルゲン)に反応し、鼻水やくしゃみなどを引き起こすのがアレルギー性鼻炎です。スギやヒノキなどによる季節性のものとハウスダストやダニなどによる通年性のものに分けられ、日本人の約4割がスギ花粉症だと言われています。
アレルギー性鼻炎の症状
- 連続して起こるくしゃみ
- 無色でサラサラした鼻水
- 鼻づまり
- 目や鼻、のどのかゆみ
- 皮膚が荒れる
- 頭が重い など
アレルギー性鼻炎と上手に付き合う3つのポイント
ポイント① 原因を知る
スギ花粉の飛散時期である2~4月ごろに鼻水が出ると「花粉症かな?」と思うかもしれませんが、通年性のアレルギーや寒暖差の影響など、他の要因もあり得ます。まずは検査でアレルゲンの特定をしておくことが大切です。
アレルギー性鼻炎の検査

一般的に、血清特異的IgE抗体検査によって調べます。IgE抗体はアレルギー反応を比較的短時間で起こす抗体で、どんなアレルゲンと結びつくか調べます。
腕からの採血が苦手な方やお子さんには、指先からの採血だけで調べられるドロップスクリーンをおすすめしています。
ポイント② 重症度を知る
アレルギー性鼻炎の治療では「症状があってもごく軽度で、日常生活に支障がない状態」をめざします。そのため、治療前に自覚症状をスコアリングし、薬の治療効果と比較してみるとわかりやすいです。
くしゃみ発作・鼻漏(鼻をかむ)
- 軽症:5回未満
- 中等症:6~10回程度
- 重症:11~20回程度
- 最重症:21回以上
鼻づまり
- 軽症:時々鼻がつまる
- 中等症:1日の半分程度つまっている
- 重症:1日の大半はつまっている
- 最重症:1日中完全につまっている
ポイント③ 自分に合う治療薬を知る
アレルギー性鼻炎の治療には、内服薬や点鼻薬、目薬などを用います。効き方や副作用など相性のよいものは人によって異なるので、ご自身に合った治療方法を見つけることが改善への近道です。
また、当院では根本治療として舌下免疫療法を行っています。つらい症状で悩まれている方は、一度ご検討ください。
アレルゲンの除去について
薬での治療はあくまでも対症療法であり、アレルギー性鼻炎の症状軽減にはアレルゲンを体に入れないように対策することが重要です。薬の十分な効果を得るためにも、ご家庭の環境や普段の生活を見直してみましょう。
スギ花粉の回避
- 花粉情報をチェックし、飛散が多い日の外出を控える
- 花粉の飛散時期には窓や戸を閉め、洗濯は室内干しにする
- 外出時はマスク・めがねを着用する
- 表面がツルツルした素材の服を選ぶ
- 帰宅時は衣服や髪の花粉を落としてから家に入る など
ダニ・ハウスダスト対策
- カーペットなどの敷物は避け、ソファは布製でないものを選ぶ
- ベッドや枕にダニ対策カバーをつける
- 部屋の湿度を50%ほどに保つ
- こまめに掃除機をかける
- 寝室にペットを入れないようにする
- 寝るときは枕元に空気清浄機を置く など